歯磨き粉を変えてみた。ホリエモンが何かの本で歯の病気には気を付けろと書いていたような気がする。そりゃ身体の健康は何でも気を付けなきゃいけないけどね。家では堀北真希がCMの「クリニカ」を使っている。別に堀北真希が好きなわけでも、クリニカが特別良いわけでもないが、とりあえず使っている。他に良い歯磨き粉があればいつでも移れるくらい愛情がない。新しいもの好きな俺はあれこれ試してみたいので、amazonで人気のある歯磨き粉を購入してみた。
☆コンクール ペパーミント ジェルコートF Multicolor 単品 90グラム (x 1)
「コンクール ジェルコートF 90g」という歯磨き粉。ジェル状で爽やかなワイルドミント味だ。フッ素何チャラとかいろいろ書いているが、自分の感想だけで言う。歯がツルツルになる、歯が白くなっている気がする、口内の粘つきがない。この3点が使っていて感じた。だいたい、就寝前に歯を磨いても、翌朝にはベトベトが普通の歯磨き粉。※別にクリニカがそうだとは言っていない。あくまで一般的な歯磨き粉を俺個人の感想として言っているだけ。この歯磨き粉は翌朝も就寝前と同じで超綺麗だった。フッ素コートってヤツが効いているのかもしれない。嫁は「金額が高いし、他の歯磨き粉との違いがあんまり分からない」と言って批判的だった。しばらく使ってみてから次も買おうか考えてみる。ちなみになるべく長く使いたいのでクリニカと併用しながら使用している。
図書館で借りてきた。テレビでも大活躍の齋藤孝さんの本を初めて読んだのは、この間実家に帰った時だった。「天才の読み方」という本が目につき、少し読んだら思いのほかハマってしまい、自分の家にもってかえって読んだ。読み終え、無意識のうちにメルカリで売ってしまったが(親には言ってないw)、とても良い本だった。ピカソや宮沢賢治といった偉人の世間では流れていない意外な真実が盛り沢山だった。
今回の「書く全技術」を借りたのは、「天才の読み方」の本を読んだからこそ借りたいと思った。齋藤さんの本は、伝えたい内容が凝縮されているので無駄な部分がない。回りくどい言い方や不要な言い回しが全くないので簡潔で、重要なポイントのみで書かれているので理解しやすく、内容も充実している。齋藤さんが特に読者に理解して欲しい部分に関しては太字になってる。これが、速読や読む本が多い人間にとって非常に役立つ。特に今回の「書く全技術」を読むうえでは助かった。というのも、今回の「書く全技術」はページ数が膨大だからだ。京極夏彦先生並みの分厚さに衝撃を受ける。簡潔にまとめる天才である斎藤さんがこの分厚さという事は、必要な情報がどれだけ詰まってんだよ!!とツッコミを入れてしまった。
俺の場合、ビジネス文書を書く機会は少ないし、コピペで十分だと思っているので、ビジネス文書の書き方については全部パスした。ただ、多少文章で飯を食べている人間ではあるので、読んでいてタメになりそうな部分は全てノートに書き写した。言われてみれば「そりゃそうだろ」と思うことが多かったが、意識しながらは書いていなかったのでノートに書き写した内容を踏まえながら文章を組み立てていこうと思った。後半では、斎藤さんが書く為に役立つ究極の40冊を紹介している。絶妙な紹介でどの本も読みたくなったが、とりあえず気になった本はメモしておいた。「書く全技術」は、上手な文章が書きたくて悩んでいる方にオススメできる一冊だ。
図書館で借りた。フロイトやアドラーをゼロから学ぶよりは、はるかに面白く読める良書だと思う。小難しい説明がゴチャゴチャしている心理学の本が多いので、興味があっても良い本に出合えないことが多い。特に心理学や夢診断や脳科学などの本は、分かりにくい上に面白くない。「~入門」「初めての~」とか言いながら内容は一見さんお断り。昔、インパルスのバイト面接のコントで、「経験者優遇、未経験者ムシケラ」という高度なネタがあったが、あれに近い。本当の初めてには非常に厳しい。本書は、知識が全くゼロの興味だけのボンクラ野郎も楽しく心理学を学ぶ事が出来る。過去の実験で、どのような実験をして、どのような結果になったか等を簡単にわかりやすい言葉を用いて説明してくれる。返却日が近づいてしまい途中までしか読めなかったが、今まで読んだ心理学の本では一番読みやすかった。
なぜ真面目な本2冊の後にこれなんだと思うに違いない。もちろん、こんな有害図書指定間違いなしの本が図書館に置いているわけがない。前々からずっと気になっていた山野一先生のキ●ガイ本である。とにかくヤバい。なにがヤバいとかではない。最初から最後までエログロナンセンス。電波系というかシュールというか…薬物塗れ、糞尿塗れ、血塗れ、この世のタブーを徹底的に詰め込み、見る者を奈落の底へ突き落す。正義の欠片もない残酷非道な短編集。つまりは最高。いや、あえて褒めるならば最低。史上最低の漫画に違いない。ボロボロに貶していると思うなら、それは間違いだ。俺は心から絶賛する。むしろ溢れんばかりの才能に嫉妬している。さすが、故ねこじる先生の夫。頭の壊れ具合が違う。駕籠真太郎先生、丸尾末広先生、氏賀Y太先生、市場大介先生とも違う。今申し上げた先生方は、自分の書きたいものがハッキリしている。しかし、山野一先生の作品は、何の感情も見いだせない。何がしたいのか理解できない。常人には決して理解の出来ない破壊と混沌が脳髄を蝕む。俺はこれを家宝として大切に保管するつもりだ。「夢の島で逢いましょう」も読んだが、やっぱりこっちが好き。やっちゃダメな事、見ちゃダメな事ってどうしてこんなに美しいんだろうか。