※個人の偏った見解で書かれています。ご注意ください。
ディズニー作品の中でも群を抜いてイカれている長編アニメ。双子の兄弟トゥイードル・ディーとトゥイードル・ダム、作中に出てくる「大工とセイウチの話」は、もともと「鏡の国のアリス」の内容らしい。そもそも「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」という2種類があるとはしらなかった。1865年に発表された「不思議の国のアリス」の続編が「鏡の国のアリス」となっている。
洞穴に落ちていくアリスが扉を開くシーンが描かれているわけだが「鍵は男性、鍵穴は女性のシンボル」といわれるだけあり、29の俺視点で見ると完全に性的にしかとらえられない。処女のアリスが女性としての扉を泣きながら開ける。貫通が痛いのか分からないけど…。アニメに出てるキャラクター達は、どいつもこいつもとにかく可愛い。まさにファンタジーな世界だが、全員がクレイジーでまともな奴は1人もいない。子供のアリスだからこそ、まだ狂った世界を理解力していたが、普通の大人だったら発狂間違いない。
子供の頃見ていた時と比べると凄く短く感じる。永遠に続くような長さを小さな頃は感じていた。しかし、見ていてとんでもなく長く感じたのは、三月ウサギとマッドハンターのお茶会だった。「何でもない日万歳!!」と歌い続ける謎のパーティーは狂気を感じる。お茶会と言いつつお茶は一滴も飲ましてくれない。なのに「もっと飲みなさい」と急かす。白うさぎは、家具をぶっ壊され、大切な時計を壊され、女王に怒鳴られる。全く持って悲しいキャラだ。
俺の数少ない友人も、ぶっ飛んだ奴等はだいたいDVDを持っている。もっと面白い裏設定がわかるまとめスレがあったので、こちらを見ながら鑑賞するとより楽しいと思う。
キャロルさんの皮肉炸裂☆「不思議の国のアリス」が狂いまくってるワケ