amazonプライムでサザエさんを見れることを知った俺は、50話を一気に鑑賞した。朝夕夜、現場へ行く時、現場の休憩、昼休み、現場から帰る時、飯を食べる時…隙さえあれば、数秒でも時間があればサザエさんを見ていた。サザエさんは30分で3本見れる超お得アニメだ。しかし、50話を見終えた俺はとんでもない事を知った。
ちびまる子ちゃんも見れる!!!
一番激熱な頃のちびまる子ちゃんが何と141話、新しいちびまる子ちゃんも400話も見ることが出来る。一生困らねえ量じゃないか!!あの残酷で悪質で心臓がキリキリするような話が山ほどあった、あの頃のちびまる子ちゃん!!抱腹絶倒間違いなし!色々と語りたい内容が山積みなので分けていく。
それにしても昔のちびまる子ちゃんが良いと思うのは、何といっても容赦がないところ。イジメや仲間外れ、いやがらせ、陰口、悪口、不謹慎、タブー。今じゃ放送コードギリギリ。中にはほぼアウトな内容も含まれている。
しかし、これが面白い。ブラックユーモア、ナンセンス…。火事になった永沢君のお母さんに友蔵が寿と書かれた結婚式で貰ったロールケーキをまる子に持って行かせようとする。一見、ただのジョークでしかないが、かなり不謹慎な笑いだ。
昔のちびまる子ちゃんは共感性羞恥を感じる
共感性羞恥は、自分が恥ずかしいと思う行動をテレビ番組やドラマなどで他人が行なっているのを見た時、まるで自分がその体験をしているかのように、恥ずかしいと感じてしまう感情を表している。
昔のちびまる子ちゃんは、みんなの前で恥をかいたりする場面が多い。賞状を貰ったまる子が、トイレに行きたくなって走っていく姿を体育館中の生徒に笑われたり、クラスで失敗をして笑われ馬鹿にされたり…等々。気にならない人は気にしないだろうが、同じような経験をしてトラウマになっている人は、その時の記憶とダブって見え、恥ずかしい気持ちや嫌な気分になるかもしれない。
俺もまる子、のび太、しんのすけ、カツオ系統
俺もまる子、のび太、しんのすけ、カツオ系統の人間なので学校は超絶苦痛だ。 たまに俺の方が酷い点数を取ってたりすることもあった。 頭もずば抜けて悪かったので死ぬほど恥をかいたし、死ぬほど笑われたし、死ぬほど人を不愉快にして、死ぬほど人に迷惑をかけてきた。人前での恥もメチャメチャあった。トラウマ展開も色々あったが、30過ぎるとどうでもよくなってくる。と言うより本人がこんな調子だから周囲の人間はもっと気にしていないだろう。
しかし、だからこそ最近のちびまる子ちゃんは子供向きになってるんだと思った。過去のちびまる子ちゃんは、やっぱり大人向きだった。恥や大人のワガママ、理不尽は大人になってからこそ分かる笑いでもある。より詳しい感想は次回から。