The COMESと阿佐ヶ谷姉妹
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パンクバンドのThe COMESと女芸人の阿佐ヶ谷姉妹に感じる共通点がある。

 それはTHE W 2018を見ていた時だった。後にも先にもTHE Wを見たのはこの時が最後だった。THE Wは、女芸人の№1を決めるお笑いの大会だ。M-1グランプリ、キングオブコント、R-1グランプリみたいなもん。俺が見ていて流石だなと感心したのは、阿佐ヶ谷姉妹のネタだけだった。

 女芸人のネタは、結構お決まりが多い。基本的には年齢、容姿、モテない女をネタにした自虐ネタ、下ネタ、おっぱいを強調、可愛い子ぶったネタ、ブスなのに可愛いみたいなネタ等々……。つまり『女』を売りにしたネタが大半ということだ。それはそれで結構なのだが、どうも笑えない。女芸人は、男芸人のように裸になったり、過激なボケツッコミが出来ない。一部やる女芸人もいるが…。それは日本の世間体があり、女芸人という存在自体があまり良しとされていない風潮があるように感じる。女性が芸人の真似事は恥ずかしい、女性がやるもんじゃない、そんな空気がある。だからこそ、女芸人は普通の芸人以上にシビアな目で見られているように感じる。THE W 2018もまさしくそんな感じだった。自虐や女を売りにしたネタばかりだった。

 そんな中で異彩を放っていたのが阿佐ヶ谷姉妹だった。阿佐ヶ谷姉妹は、全く女を売りにしていないネタで優勝まで上り詰めていった。しかも、普通に面白い。女芸人という枠を超えた、男女関係のないお笑い芸人として戦えるネタで勝負していた。俺は大いに感動した。これがホンモノの芸人魂だ!と感じた。

 一方でパンクバンドのThe COMESのボーカルCHITOSE(チトセ)にも俺は同じような感動を覚えた。80年代のジャパニーズ・パンクシーンでGAUZE、G.I.S.M.、THE EXECUTEと共に「ハードコア四天王」と呼ばれたThe COMESは凄まじいスピードと怒涛の叫び声がカッコよかった。演奏もさることながら、特にボーカルのCHITOSEのカッコよさは女性とは思えない絶叫だった。DESTROY ALL MONSTERSのNAIAGARAのように美人でカッコイイ!!可愛さが売りの偽物パンクではなく、男と同等に肩を並べる、もしくは超えてしまうくらいの勢いとカリスマ性、そして心臓がバクバクするくらい激熱の絶叫が魅力的だった。喉がつぶれてしまいそうな声の震えが痺れる!!!阿佐ヶ谷姉妹やThe COMESのチトセのように男性と戦える女性がいることに俺は感動した。あと森三中もかっけぇよな、あれもパンクだよ。

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