冬から春をすっ飛ばして夏が来た。それくらい暑い。早朝雨が降っていたがやはり晴れる。気温が上昇し、日焼け止めを塗ったくる。もうズボンも夏用でいいかもしれない。
ダウンもネックウォーマーも冬までいらなそうだ。前日と同じ作業をまたしてもグルグルやっている。職長を含む作業員さん3名に大型ダンプと俺。職長さんは、スムーズに動いてくれない作業員さんに疲れ果てていた。バックホーから降りてストレッチしているので声をかけると「疲れる」と言っていた。「そりゃ誰よりも動いてますからね」という話をすると「あの2人は今日のお金さえもらえばいいんだから。でも、キチっとしないとダメなんだ」と言う。確かにテキパキと動きつつ、バックホーをガンガン回す職長さんに対して、他の2人は勢いがない。「○○さんがスマホ見てるとイラっとすんだ」「××さんはバックもできねぇ」とやはり堪りに堪ったストレスはあるようで、それは遠目からもわかる。と言いつつも両方とも年上だし、恐らく何度言っても同じなようで、怒ることもなく、やや呆れながら流れに任せて働いている。職長さんの場合は、「いつまでにコレを終わらせる」という正確な目標の上で指示を出して、自らも働いているので大変だ。特に現場は、我々ガードマンを含む大半が、「どうでもいいから今日が終わって日当貰えればOK」という感覚でいる。期限やノルマを意識しているのは元請けと職長だけだと思う。
足に若干に違和感を感じたので明日休みをもらう。翌日に休みをくれるなんていい会社だ。しかし、俺のワガママによりどこかの誰かに迷惑が掛かってるんだろうな。知ったこっちゃないけど。午前午後休憩なしの日々が続いているので、ちょっと休みたい。身体がくらってるし、あんまり眠れてない。そんで明日は蕎麦食べる。昨日、嫁に天ぷらを揚げてもらったけどアレ美味しかったなぁ。また食いたい。
そろそろ昼休憩が終わるって頃に大豪雨。どしゃぶりでカッパに着替える。小雨になったので大丈夫かと思ってカッパを脱いでいたら、ダンプの運転手さんに「雨降るからカッパ着たほうがいいぞ」と言われる。再びカッパを着ると再び大豪雨に見舞われる。そのまま立っていたら職長さんが「雷が鳴ってるから車で待機」と言うので、車内で待機する。雷が鳴ってると危険なので一時中止になるらしい。もう午後の作業に入っているので中止になったところで一日分の日当は確実なのでガードマンは割と気楽。10分くらい車内で待機してから再び仕事を再開。気温や天候の変化ですっかり疲れ果ててしまった。明日休みで良かった。